今月は、米国のS&P500指数でもわかる通り下落局面であったが、ドルコスト平均法で投資信託に5万円定額購入するとともに、米国ETFのVOOと高配当ETFのVYMにそれぞれ約100万追加し、米国株の高配当個別株に約50万の計250万追加投資実施。購入後、月末にさらに下落して先月より約17万円損益減となり厳しい月であった。
今月の投資環境
原油高やインフレが一過性なのかどうかの懸念があるなかで、長期金利がじわじわ上昇しており、米国株式の主要指数であるS&P500は約3.7%の下落をはじめ、ナスダックス総合指数やダウ平均株価も軒並み下落となった。
金利上昇は、特にGAFAMを中心としたハイテク企業や成長企業には資金調達面での金利影響が大きいため、株価下落傾向となった。
今月の投資実績
今月の投資は、下記の通り、約250万投資したが、購入後も株価下落となり、約17万の損益減となった。
株価が下落基調の中、なぜ、投資したのかという疑問の声が聞こえそうだが、基本的に毎月の投資はドルコスト平均法で以下の考え方としている。ただし、保有資産を有効活用したいために、ある程度の資金を分割して一括投資をしている。
- 月末の金曜日に投資を行う
- 投資信託:楽天のクレジットで5万円積立
- 高配当ETF(VYM):5万積立
- 米国個別株は一株当たり当面30万までとし、MAX50万までとする
- 配当金は、まとめてVYMに再投資する
今月末の投資結果としては、S&P500指数に連動した、投資信託や米国ETFのVOOの評価損が大きい。また、比較的に不景気局面につよく全体的に安定しているはずの高配当個別株でも評価損が拡大しているのは、気持ちが萎えそうである。
しかしながら、短期的にはこの程度の株価変動は当たり前だと割り切らないといけないが、シニアの投資初心者には時間が少ないから厳しいと感じるので、メンタル面のタフさが試されているように感じる。
その中で、配当金が1万円でもあるのが何よりうれしさを感じるので、FIRE族にはわからない感覚かもしれないと感じる。
ポートフォリオ
ポートフォリオとしては、インカム系の高配当ETFと個別株で70%、キャピタル系のインデックス投資の投資信託とVOOで30%の構成となっている。
まだまだ、資産形成なのでポートフォリオ的には安定していないのが現状であり、今年度末にはある程度落ち着く予定である。
投資銘柄詳細
9月決算企業が多い中、50万円程度の資金を今後、株価上昇が期待できる5銘柄に各10万追加投資を実施した。
下表の黄色にマーキングした銘柄に追加投資を実施したが、結果的に月末までに株価下落を回避することができなかった。
決算期で配当発表時期の企業もあるため、配当狙いの配当確定後に売却する投資家もいるため、株価下落は想定すみである。
エクソンモービルは原油高傾向にあり、30万円近く投資しているので追加投資を見送った。
まとめ
来月の投資としては方針を変えることはないが、経済情勢や社会情勢に変化があれば、臨機応変に対応していくこととするが、日々の株価変動に一喜一憂することなく、冷静に対応することとしたい。
- キャピタルメインの投資信託 :定期購入継続
- キャピタルサブの米国ETFのVOO :当面追加なし
- インカムメインの高配当ETFのVTM:追加投資+定期購入
- インカムサブの高配当個別株 :当面追加なし