インデックス投資と高配当投資の二刀流の株式運用で、老後資金を貯めております。
今月は株式相場が下落傾向にある中でも、慌てず冷静に「長期、分散、積立」の基本方針通りに積立投資を実施。
S&P500指数が10%程度下落相場の中でも、評価損益率5.98%(前月比▲1.58%)を確保して運用中。
高配当投資のVYM及び配当王・配当貴族の高配当個別株投資の恩恵を受けている。
今月の相場状況
今月の米国株の市場は、下図のとおり総じて下落相場となりました。
FRBが急激なインフレを鎮静化するために金融政策引き締めを前倒しを進め、米国長期金利が上昇したことにより、ハイテク株中心に下落しました。
1月の騰落率は以下の通りです。
- VYM :▲1.0%
- NYダウ :▲4.0%
- S&P500 :▲5.9%
- NASDDAQ:▲10.1%
運用実績
1月の投資実績は、約10万の定期積立投資と配当金再投資のみを実施。
米国株式市場としてS&P500が約10%下落するなかでも、評価損益率は1.58%の下落にとどまっており、安定した資産運用となっている。
1月から、ようやく積立NISA始めました。
1月騰落率
VYM(▲1.0%)>当方(▲1.58%)>S&P500(▲5.9%)
投資額 | 評価額 | 評価損益 | |
2021年12月末 | 11,246,161円 | 12,087,247円 | 841,086円 |
2022年1月末 | 11,359,474円 | 12,038,414円 | 678,940円 |
差額 | 113,313円 | ▲48,833円 | ▲16,940円 |
概要
投資内訳:定期積立と配当金再投資のみ実施
- eMAXIS Slim S&P500(投資信託):5万
- VYM(高配当ETF):約5万と配当金再投資
◆インデックス投資
・S&P500指数連動(▲5.9%)の投資信託とETF(VOO)は前月より大幅に下落
【評価損益率】 ・eMAXIS Slim S&P500 ▲0.65%(前月比▲8.09%) ・VOO 5.35%(前月比▲5.79%)
◆高配当投資
・米国株式市場が大きく下落している中で、高配当ETFのVYMと配当王・配当貴族中心の高配当個別株は大きく下落することなく、安定運用中
・個別株では、原油高を背景にエネルギー株価(XOM)が大幅に上昇した恩恵を受けた。
高配当ETF
⇒「シニア投資家なら高配当ETFがお勧め」
【評価損益率】 ・VYM ⇒5.63%(前月比▲0.58%) ・高配当個別株 ⇒9.43%(前月比1.85%)
個別株詳細
投資の王道でもある分散投資効果(セクタ分散)が表れている。
誰でもが良く知っている企業であり、着実に成長している多国籍企業群に分散投資しており、評価損益率が9.43%は上出来ではないだろうか。
当王・配当貴族
⇒「初心者が米国株個別株投資やるなら配当王・配当貴族」
セクタ分類
- 不況
⇒生活必需品・ヘルスケア・通信、公益 - 後退
⇒エネルギー - 好況
⇒資本財・一般消費・サービス・素材 - 回復
⇒ハイテク・金融
今月の個別株は、
・不況セクタ銘柄が安定運用
・エネルギー株:原油高上昇(XOMありがとう)
・ハイテク株:金利上昇の影響で下落だが、MSFTはほとんど影響なし
運用実績推移
- 12月まで:約1,000万円を分割投資で初期投資+定期積立投資
- 1月から :定期積立投資
- 配当金 :VYMに四半期ごとに再投資
配当金
今月の配当金
今月の配当金は、MOのみです。
MOは51年連続増配の配当王銘柄です。【MO配当金】税引き前
- 2017年:2.54
- 2018年:3.00$
- 2019年:3.28$
- 2020年:3.40$
- 2021年:3.52$
銘柄 | 株数 | 配当金単価 | 税引き後 |
MO | 36 | 0.90$ | 2,673円 |
配当金推移
・配当金は、大体、四半期ごとではあるが、下図のように配当時期にバラツキはある。
・月ごとのばらつきはあるもの、いくらかの配当金はある。
・相場が下落傾向にある中で、配当金がもらえることは、メンタル面で非常にプラスになっている。
ポートフォリオ
株式投資は、長期投資で資産運用するうえで年代でポートフォリオで考える必要がある。
ポートフォリオは、個人ごとの生活スタイルや人生設計で千差万別ですが、一つの目安としては以下の表を参考できます。
目標ポートフォリオ
- 安定性資産75%
⇒高配当FTF「VYM」 - 成長性資産25%
⇒投資信託eMAXIS Slim S&P500
まとめ
1月から積立NISAを開始するが、投資方針は変わらず
- eMAXIS Slim S&P500:
⇒「積立NISA」と「特定口座」で5万円積立 - VYM
⇒5万積立+配当金再投資
株式投資の基本である「長期、分散、積立」で着実に投資を実施していく。