50・60代のシニア投資家が老後資金を貯めたい方は必見!!
この記事では、インデックス投資と高配当投資の二刀流で再現性のある資産運用を公開しています。
今月も、米国経済のインフレ懸念、金利上昇、原油高などで、株式相場全体が低迷している中でも、しっかり、利益を確保しています。
米国株式相場
2月期騰落率
- VYM :▲2.3%
- S&P500:▲3.8%
- NADDAQ:▲4.1%
- NYダウ :▲4.3%
2月期の経済情勢としては、1月に引き続き下記の要因で世界的に株安傾向が継続。
特に、今までに米国経済をけん引していたハイテク銘柄であるGAFAMの株安で主要株価指数も下落が顕著である。
- エネルギー価格の高騰(原油高)
- 米国長期金利上昇
- 長期米国債利回り低下
- ウクライナ情勢悪化
運用実績
2月期騰落率:▲3.14%
インデックス投資と高配当投資の二刀流投資であるが、高配当投資中心に資産運用しているため、2月期の騰落率は、VYMとS&P500指数の中間ぐらいに落ち着いている。
2月期の損益率は「4.27%」で目標の4%超の資産運用を継続している。
投資額 | 評価額 | 評価損益 | |
2022年1月 | 11,359,474円 | 12,038,414円 | 678,940円 |
2022年2月 | 11,658,303円 | 12,155,842円 | 497,539円 |
差額 | 298,829円 | 117,428円 | ▲181,401円 |
インデックス投資
投資区分 | 投資額 | 評価額 | 評価損益 |
投資信託 | 966,667円 | 929,271円 | ▲37,396 |
(前月比) | 66,667円 | 35,133円 | ▲31,534円 |
米国ETF | 1,943,902円 | 1,961,258円 | 17,356円 |
(前月比) | 0円 | ▲86,573円 | ▲86,573円 |
合計 | 2,910,569円 | 2,890,529円 | ▲20,040円 |
(前月比) | 66,667円 | ▲51,440円 | ▲118,107円 |
インデックス投資はS&P500指数に連動している銘柄であるため、株価下落の影響をダイレクトに受けている。
インデックス投資損益率:「▲0.68%」
投資実績は、投資信託に5万円の定期投資を継続
インデックス投資銘柄
- 投資信託
⇒eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) - 米国ETF
⇒VOO
高配当投資
投資区分 | 投資額 | 評価額 | 評価損益 |
ETF | 5,909,659円 | 6,173,493円 | 263,834円 |
(前月比) | 63,508円 | ▲1,672円 | ▲65,180円 |
個別株 | 2,838,075円 | 3,091,820円 | 253,745円 |
(前月比) | 168,654円 | 170,540円 | 1,886円 |
合計 | 8,747,734円 | 9,265,313円 | 517,579円 |
(前月比) | 232,162円 | 168,868円 | ▲63,294円 |
VYMはS&P500指数程ではないが株価下落の影響を受けている。
個別株は、ハイテク銘柄の株価下落を補完する以上にエネルギー高騰やバイオ銘柄が非常に好調で「セクタ分散効果」が出ている。
「配当王・配当貴族」銘柄のMMMは高値で購入していたが、業績好調の割に株価下落幅(約30%減)が拡大していたため追加投資を行い、購入単価の抑制を図った。
高配当投資の損益率:「5.92%」
VYM
⇒「シニア投資家なら高配当ETFがお勧め」
個別株詳細
銘柄 | 投資額 | 評価額 | 評価損益 |
KO | 215,820円 | 251,384円 | 35,564円 |
JNJ | 320,713円 | 330,728円 | 10,015円 |
VZ | 215,948円 | 221,412円 | 5,464円 |
XOM | 263,411円 | 395,760円 | 132,349円 |
MMM | 486,555円 | 421,078円 | ▲65,427円 |
IBM | 360,090円 | 334,298円 | ▲25,792円 |
KD | ---- | 5,454円 | 5,454円 |
ABBV | 287,462円 | 397,503円 | 110,041円 |
PG | 189,180円 | 213,702円 | 24,522円 |
MSFT | 301,099円 | 299,457円 | ▲1,642円 |
MO | 197,847円 | 221,044円 | 23,197円 |
合計 | 2,838,075円 | 3,091,820円 | 253,745円 |
高配当個別銘柄は「配当王・配当貴族」を中心として銘柄で構成している。
銘柄選定は「景気循環サイクル」と「セクタ分散」として、不況下に強い「ヘルスケア、生活必需品」を中心にしてバランスよく10銘柄程度としている。
高配当個別投資の損益率:「8.94%」
配当王・配当貴族:
「初心者が米国個別株投資やるなら配当王・配当貴族」
運用実績推移
11月までに1,000万円の初期投資を実施し、それ以降は定期積立+配当金再投資のみも安定運用。
1,000万円の初期投資は投資効率なら一括投資だが、リスク分散を図るために3回程度の分割投資
分割投資で株価変動に対するメンタル許容度が向上できている。
配当金実績
配当金
銘柄 | 税引き前 | 税引き後 | 税引き後 |
ABBV | 32.43$ | 23.28$ | 2,794円 |
PG | 10.44$ | 7.51$ | 901円 |
VZ | 22.40$ | 16.08$ | 1,930円 |
合計 | 65.27$ | 46.87$ | 5,624円 |
今月の配当銘柄の配当利回り:「3.25%」
高配当銘柄としては少々物足りないが、減配することなく安定して連続増配を継続中。
配当金推移
ポートフォリオ
老後資産運用としては、以下の2点が重要と考えている。
- 資産を減らさない
- 継続性
まとめ
50・60代での老後資産の運用としては、インデックス投資による成長投資中心から高配当投資による安定投資中心。
出口戦略を考えた場合、4%ルールでの取り崩しは理論上理解できるが、現実的には難しい。
4%ルールで淡々と取り崩して資産を減らすことなく運用することは理想ではあるが、取り崩すことによる資産減少リスクや取り崩し時の株価下落リスクは年齢を重ねるごとにメンタル的負担が想像以上に大きい。