50・60才台の方や退職前後の方など、現在現金を主とした資産を今後どのように運用した方が良いか悩んでいませんか。
この記事では、老後生活資金をある程度確保した上で、退職まで地道に貯蓄した余裕資産を減らすことなく高配当投資を中心としてインデックス投資も組み合わせた二刀流で再現性のある資産運用結果を公開しています。
今月も、原油高、コロナ影響による経済回復の遅れ、世界的なインフレ懸念及び為替の変動などがあり、株価への影響もあるなかでも、1,215万円投資し、評価損益16.9%を確保しています。
米国経済相場
4月期の米国市場の主要指標騰落率
- S&P500:▲1.20%
- NASDAQ:▲11.70%
- NYダウ :▲2.6%
- VYM :3.70%
米国におけるインフレ懸念から金利上昇局面でGAFAMを中心としたハイテク・成長企業の株価下落が顕著であり、NASDAQなどは2桁の下落となった。
一方、不況下でも強い業績が安定した企業群の高配当投資の代表格でもあるVYMは、株価の下落相場の中でも3.70%と安定した株価となっている。
しかしながら、コロナによる長引く経済不況やインフレ懸念もあり、世界経済全体が経済減退懸念が見えることから株価下落が懸念が見られるので、5月の株価相場には注視する必要がある。
2022年1月~4月期の騰落率
- S&P500:11.20%
- VYM :18.20%
2022年度になってからも、高配当投資の中でも代表格でもあるVYMは、ハイテク・成長企業のGAFAMを中心としたS&P500指数を上回る、安定した株価を維持している。
運用実績
- 4月期の投資 :337,849円
- 4月期の騰落率:1.40%
- 評価損益合計 :16.59%
4月期の投資実績は、毎月の定額積立や約10万円と株価下落時を狙ったスポット購入約24万を実施
今月も、米国株式相場が下落傾向にある中で、高配当投資を中心として資産運用で、評価損益率として16.6%を達成
銀行の定期貯金の利率が0.002%のなか、16.6%の利回りの運用を実践しており、今後とも安定運用を実践
投資実績内訳
今月の投資実績
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):5万円
- VYM:定期5万円+スポット66,370円
- 個別株:スポット:171,479円
毎月、月末に定期購入しており、その際に、株価を見て取得単価より10%以上下落している場合はスポット購入を実施。今回は、個別株のMMMとMSFTをスポット買いして取得単価の低減を図った。
また、VYMについても、早期に株数を増やして配当金アップを狙いたいので、定期購入時に株価下落していればスポット買いで実施
退職後の資産運用を始める際に、いくつか書籍にで金融リテラシーをアップしてきた中で、この本は、「主に50歳以上のミドル~シニア層向けに、投資や運用の考え方や具体的なテクニック」について書かれており、非常に参考になりましたのでご紹介させていただきます。
高配当個別株実績
今月の投資実績
- MMM:57,942円
- MSFT:113,537円
高配当個別株としては、原油高の恩恵でエネルギー銘柄の「XOM」が好調を維持しており、「VZ」と「ABBV」以外は概ね株価上昇
個別株全体としては、約300万投資、約67万利益なので評価損益としては22.04%で高配当株の運用としては非常に好成績の運用結果
投資の勉強するうえでのバイブルを1冊紹介します。
両@リベ大学長の「本当の自由を手に入れる お金の大学」です。
配当金実績
今月の配当金は、「KO」の1社のみであるが、それでも毎月、配当金がもらえるのはうれしい限りである。
現在、守りの安定しが資産運用を心がけているので、高配当投資を中心にしており基本は配当再投資であるが、ある程度の配当金が毎年でるようになれば、使ってもよし、再投資しても良しと自由にしている。
ポートフォリオ
ポートフォリオは、年齢別・リスク許容度別の資産配分を心がけており、年金受給予定の70歳を見越して、安定資産70%、成長資産30%を目標としている。
まとめ
今後の投資方針としては、株価変動の時期ではあるが、従来変更なく「定期積立」と「株価下落時のスポット買い」である。
【基本原則】
- 長期保有:途中売らない
- 分散投資
- 積立投資:毎月10万購入
【定期購入】
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):5万円
- VYM:5万円
【スポット購入】
株価10%以上下落時:スポット購入銘柄約5万