投資手法には、インデックス投資とアクティブ投資があるが、インデックス投資のほうがパフォーマンスや手数料等低コストであることから投資初心者にはお勧めである。
はじめに
株式投資をするうえで、大切なポイントは、「長期」、「分散」、「積立」である。
特に、シニアの場合、20~40代のFIREを目指す世代に比べて、資産形成するための時間的な余裕がないため株式投資に躊躇する方がいる。しかしながら、80や90歳までの長寿化や次の世代に残す相続するという考えもあことから、長期投資は十分可能であり、安心な老後生活を送るためにも利子がほとんどつかない金融機関への貯金やタンス預金ではなく、株式投資をするべきである。
投資信託
投資信託は、多くの資金を集め、専門家が株式市場の指数に連動して投資する手法である。
経費率や節税メリットのあるNISA枠が使えるのが良い。
特に、投資初心者には、年間40万を20年間積立ができる積立NISAで始めましょう。
代表的な投資信託としては、
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) :経費率 0.0968%
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):経費率 0.1144%
- SBI V 全米株式インデックスファンド :経費率 0.0938%
- SBI V S&P500 インデックスファンド :経費率 0.0938%
米国株ETF
米国株ETFは、米国株式市場に上場している投資信託で、直接、株式市場で自由に売買できる。
特徴は、経費率が安い、インフレが回避できるドル資産を持てる、種類が豊富である。
資産額が大きい米国株ETFしては、
- バンガード S&P 500 ETF(VOO) :経費率 0.03%
- バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI):経費率 0.03%
- iシェアーズ・コア S&P500ETF(IVV) :経費率 0.03%
- バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND) :経費率 0.04%
まとめ
シニア投資初心者としては、まず、投資信託及び米国株ETFに対して、スモールスタートのドルコスト平均法でコツコツ投資から初めて、株式投資の株価変動に慣れることが大切である。
コメント