【資産公開】2021年12月 1,125万円投資結果

運用実績

投資を始めて、はやくも半年が経過しました。初期投資として約1,000万円を分割投資し、資産形成基礎を作り、今後は、「長期・分散・積立」の王道の投資を実践
12月は投資信託と高配当ETFに定期積立投資を実施。評価額約1,200万、評価損益約85万の利益を確保。

今月の相場

12月の米国株式相場です。米商務省が23日発表した11月の米国個人消費支出は前月比0.6%増と堅調な伸びとなり米国経済が順調に推移していることが示された。
したがって、下図に示す通り、米国株価も12月は順調に上昇傾向を示していることがわかる。

運用実績

12月の運用成績としては、約10万の定期積立投資のみを実施。
株価上昇の恩恵を受けて、評価損益は前月比約86万円増加で投資をはじめて以来初めての黒字化となった。

概要

投資の内訳としては、
 ・投資信託:eMAXIS Slim S&P500に5万円定期積立
 ・高配当ETF:VYMに約5万円の定期積立

12月の株価として、S&P500及びVYMが前月比約5~6%上昇したことから、
 ・米国ETFのVOOが前月比6.17%上昇し評価額が約12万円増
 ・高配当ETFのVYMが前月比7.38%上昇し評価額が約50万円増
 ・高配当個別株は前月比10.42%上昇し評価額が約28万増加

詳細

高配当個別株の詳細を分析すると、
 ・JNJ、ABBV、PGなどのコロナがひと段落したことで個人消費が活性化したことにより
  ヘルスケアや生活必需品などの企業株価が上昇
 ・MSFTをはじめとしたGAFAM企業の株価も上昇

高配当個別株もセクタ分散効果がでており、ディフェンシブ銘柄のヘルスケアや生活必需品関係等守りに強いセクタ比率が高いので、安心して運用できる。

運用実績推移

投資効果としては、初期投資での一括投資が一番効果が高いが初心者では非常にリスクが高い。半面、少額の分散投資では効率が悪いため、8月、9月、11月の3回に分割して投資を実施。
株の初心者の方は、一括投資ではなく半年ぐらいかけて、株価変動リスクに慣れながら、分割投資がお勧めである。

配当金

今月の実績

今月の配当金は、約5万円となった。
特に主力の高配当ETFのVYMはさすがに10年連続で増配していることもあり、非常にありがたい。
3,6,9,12月は、大体5万円程度の配当金が得られることになる。
配当金がある程度もらえるのであれば、来年ぐらいから確定申告で二重課税分取り戻すこととしたい。

配当金推移

配当金推移として、前半は投資を始めて間もないことから配当金が少なかったが、12月からは投資効果が期待できる。
しかしながら、個別株の配当時期を見ると、3,6,9,12月に集中しており、毎月安定的は配当にはなっていないが、四半期ごとに約5万円の配当金がでるのはうれしいし、メンタル面でもプラスの効果がある

ポートフォリオ

ポートフォリオとしては、インカムゲインのVYMと高配当個別株で約75%、資産形成のキャピタルゲインのeMAXIS SlimS&P500の投資信託とVOOで25%の構成となっている。
FIRE狙いであれば、インカムゲインとキャピタルゲイン比率は逆転するが、シニア層であればキャピタルゲイン狙いよりも、安定した配当金が得られるインカムゲイン比率を高めるのがお勧めである
現在、eMAXIS SlimS&P500とVYMへの定期積立投資なので、全体のバランスとしては安定重視の堅い比率である。

まとめ

投資を始めてようやく評価損益がプラスに転じたので、非常に安心している。
また、最近は、毎日の株価を気にすることがなくなり、月末に定額積立時に株価を確認するぐらいなので最近はメンタル面が安定している。
初期投資がひと段落したため、今後の投資方針は、
 ・eMAXIS SlimS&P500の投資信託
 ・VYMの高配当ETF
に5万円の定期積立投資を継続して実施していく。
株価暴落時には、保有現金で上記投資信託とVTMを買い増ししていく。
また、1月からは積立NISAを始めることとしたい。